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立野みどり福祉会ブログ『多摩湖通信』 能登の被害状況

私は若いころ青年会議所のメンバーを続けていました。東大和の活動はもちろんですが日本青年会議所では地域産業政策を一橋大学の榊原先生のご指導の下、勉強を続けていました。更に青年会議所では業種別の活動もあり、私は30代畜産の包装資材の販売を行なっていたこともあり、業種別部会の農畜産部会の一員でもあり、今でも続けています。
今朝のメールによると能登の畜産業が壊滅的な被害を受け、廃業に追い込まれているようです。現在でも復旧には程遠く、事業を続けることは不可能とのご判断が多い様です。何とか事業継続の支援を行なってほしいと思います。
更に、能登は伝統産業の被害も大きいようです。国家の余程のサポートが無いと続けていくことは不可能です。一昨日の首相訪問で伝統産業の皆さんには多少の光が見えてきたようですが、まだまだの様です。
インパックは輪島の南にある志賀町にあります。ここには29社の工場が集約し能登中核工業団地があり、インパックもその中の一社です。ここは比較的大きな工場があり、工場の建物の二倍、三倍の敷地をどこの工場も持っています。工場から出たがれきなどが積まれています。幸い建物の崩壊などの最悪の状況は免れていますが、どちらの工場も内部は大きな被害を受けたようです。
インパックも今月生産が戻り、先月には物流が回復しました。お陰様でより早い復旧が進んでいます。建物の被害は今後1年をかけなおして参ります。今年いっぱいの時間をかけ元に戻すつもりです。

地域により復旧の速度は異なりますが、時間がかかっても輪島市、珠洲市の復興を望みます。

社会福祉法人立野みどり福祉会
理事長 守重 知量