私にとってはケンタッキーの話は大きなニュースでした。
詳しく聞かないと分かりませんが、ケンタッキーといえば三菱商事というのが常に頭にありました。昔の事ですが上場するごとに三菱商事の名前が上がり、ケンタッキーと三菱商事は常に一体と考えていました。３０年以上前、三菱商事のケンタッキーのチームの方に外食チェーンの事をレクチャーいただいたことがあり、他人事とは思えませんでした。
今回の直接的なことはわかりませんが、恐らく三菱商事の方向性が外食チェーンのビジネスとの一線を画したのかもしれません。大手商社のこのような方向転換はよほどの周到な準備と最終決断があったことでしょう。
ケンタッキーの他にもいくつか外食チェーンをお持ちですが、今後どうなるのでしょう。

幾らいいビジネスでも方向性が異なればこうなるといった教科書のような出来事でした。将来の事を見据えての結論でしょうが、そうだとするとこれらはインパックでも同じことが言えます。生花業界の変化を事前につかみ、将来の方向性を改めて見出す必要を感じています。

社会福祉法人立野みどり福祉会
理事長　守重　知量