出生率、私の記憶が間違いでなければ2024年の日本の出生率は１.３３でした。今年の新生児の数は７５万人でした。出生率は今年も緩やかに下降しています。様々な手を打ち、出生率向上に努めるのは国家の大事な仕事となっています。最低でも１００万人の赤ちゃんが生まれる国になって欲しいと思います。

昨日のニュースで更に衝撃的であったのは韓国の出生率問題です。０.７２でこれは世界でも最低です。国家も決して黙っていませんでした。この１８年間で３０兆円の予算を使い出生率向上に努めてきましたが、出生率は下がり続けました。韓国独自の事情もあるようです。
厳しい受験戦争、就職の段階でも思うように就職できない人が増え続け、５年間就職浪人を続けている人たちが多くいます。出生率を上げるため直接若い両親の生活環境の向上等だけでは解決につながらなかったようです。子どもを産んでも将来を心配する人が増えてきました。今回、大統領も最優先課題として出生率向上に取り組むようです。

社会福祉法人立野みどり福祉会
理事長　守重　知量