近くの知り合いの男性から勧められたものがあります。長さ１ｍの木の板です。そこには成長の記録やその年に起こった様々な出来事などを書き込めるようになっていました。初めは単に成長の記録などを書き込むものと考えていましたが、それは理解不足でした。彼の話では「木育」の一環なのだそうです。植樹から伐採までの循環を園児の皆さんに知ってほしい、それと共に成長記録をとどめる記憶の媒体として木を使用している事実を循環型社会として理解してもらうためのツールとして今回の板がある。との位置づけです。大変真面目な捉え方です。
現在保育園では体育、食育、花育をはじめ様々な「〇〇育」が各保育園や学校などで行なわれています。単に何かを教えているのではないのです。様々な教育としてその目的、背景などを含め園児の皆さんに教え伝えています。今回の成長の記録（木育）もその一環のようです。

社会福祉法人立野みどり福祉会
理事長　守重　知量